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2019 年度 研究成果報告書

農作物の生産・流通システムにおけるアクター間の役割分担のあり方についての研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K20859
補助金の研究課題番号 18H05655 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0105:法学およびその関連分野
研究機関岡山大学 (2019)
九州大学 (2018)

研究代表者

田代 滉貴  岡山大学, 社会文化科学研究科, 講師 (60825686)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
キーワード農業法 / 農業協同組合 / 公私協働 / 規制緩和 / 行政法
研究成果の概要

国および地方公共団体による強力な保護・管理を前提とした、わが国における農作物の生産・流通システムは、昨今の農政改革を契機として、根本的な変容を迫られている。そこで、本研究では、当該システムのあり方を考察するための基盤整備として、関連する法制度の全体像と、当該システムにおいて重要な役割を果たしてきた農業協同組合の法的構造を検討した。その結果、現在のシステムが確立し、農業協同組合が誕生するまでの過程を明らかにした。また、農業協同組合の法的構造として、団体内部における組合員の利益代表の仕組みを提示した。

自由記述の分野

行政法

研究成果の学術的意義や社会的意義

わが国では、国および地方公共団体による強力な保護・管理体制を前提とした「農作物の生産・流通システム」が構築されてきた。しかしながら、当該システムは、昨今の「民間活力の活用による農業競争力の強化」を目標とした農政改革を契機として、根本的な変容と、それに伴う混乱が生じている。
本研究は、この「農作物の生産・流通システム」におけるアクター(公的部門・農業協同組合・農業者)間の役割分担のあり方を検討するものである。本研究を通して、当該システムを安定化するためにはどのような方策が必要となるかが、初めて明らかとなる。

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公開日: 2021-02-19  

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