研究課題/領域番号 |
18H05690
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
Wang Tong 早稲田大学, 高等研究所, 講師(任期付) (30822267)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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キーワード | Fertility / Employment / Subsidy / Japan / Nuclear power plant |
研究実績の概要 |
本研究は、日本の出生率を上げるための有効な手段を探ることを目的としている。研究者らは、原子力発電所の稼働という家計にとって外生的なイベントが、子どもを生む意思決定に影響を与えうると考えた。原子力発電所の稼働は、①雇用の創出と②地方自治体から住民への行政サービスの向上(莫大な補助金による)という形で、地元経済に大きな変化を及ぼす。研究者らは、①②が出生率に与えた影響について、1980年代後半以降に設置された原子力発電所に着目して、統計的因果推論による分析を行う。2018年度は、総務省から提供された1980年から2010年までの国勢調査の調査票情報(各世帯の回答内容)に、地理情報システム(GIS)による地理情報を付加するなどして分析対象のデータセットの作成に取り組んだ。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初は2018年度中にデータセットを完成させて初期分析を行う予定であったが、総務省から国勢調査の調査票情報の提供を受けるまでに想定以上の時間がかかったため、データセットの作成が完了していない。
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今後の研究の推進方策 |
学会発表、国際学術誌への投稿を目指して引き続きデータセットの作成及び分析を行う。
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