本研究の目的は、小売企業の革新を促すような戦略的在庫管理に関する理論モデルを構築・分析することにある。具体的には、垂直的市場における株式保有による企業行動への影響に関する経済理論モデルの分析や、プラットフォームにおける小売企業に関する理論モデルの分析、株式保有を伴った戦略的在庫管理に関する理論モデルの分析を行っている。 2019年度には、"Downstream Cross-holdings and Upstream R&D"の論文を完成させ、その成果を、海外の国際査読付雑誌へ投稿し、2020年3月には、SSCI(Social Science Citation Index)に掲載されているJournal of Industrial Economicsより受理・掲載が決定している。この研究枠組みは、小売企業における戦略的在庫管理の理論に拡張可能であり、本研究課題に適合するものである。同時進行で、2019年度には、本研究課題の中で進めていたプラットフォームにおける小売企業に関する経済理論モデルの構築・分析を行い、論文を完成させ、現在、SSCI掲載の海外の国際査読付雑誌への投稿を行っている。 さらに、同時進行で、小売企業における戦略的在庫管理に関するさらなるモデルの拡張を行い、順調にモデルの分析結果が得られている為、海外の国際査読付雑誌への投稿が可能な見通しとなっている。本論文が完成次第、海外の国際査読付雑誌への投稿を行う。
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