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2022 年度 研究成果報告書

小学校における教科内プログラミング活動に適した対象タンジブル協調環境の開発と評価

研究課題

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研究課題/領域番号 19K20946
補助金の研究課題番号 18H05750 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0109:教育学およびその関連分野
研究機関国際基督教大学

研究代表者

青木 浩幸  国際基督教大学, 教養学部, 助教 (90826439)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2023-03-31
キーワードプログラミング / 教科教育 / ICT活用教育 / 具体的操作期 / 空間拡張現実 / ティンカリング
研究成果の概要

プログラミング活動が従来の小学校の体験的で協調的な教育スタイルと異なる問題,教科内のプログラミングが教科の学びのメカニズムに関連づいていない問題の解決策として,空間拡張現実(SAR)技術により学習者の実物体験と仮想体験を融合させた協調的なプログラミング環境の開発に取り組んだ。プログラムの実行主体が相互作用する対象を実物に採用する「対象タンジブル」の考え方を提唱し,既存の子ども向けプログラミング教材や教科のプログラミング学習の過程をその考え方で分析することによって,教科の学びにおいて促進させる実物体験と試行錯誤を整理し,プログラミング言語に求められる機能と対象タンジブル教材の事例を考案した。

自由記述の分野

教育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

コンピューティング活動を教育用途に広げる可能性とその方策の探究。成果物を得るためのプログラミングを発展させ,教科の内容を理解を目的とした試行錯誤を促すプログラミングに必要なインターフェイスのデザインと,試行錯誤を前提とした教科の学びのメカニズムの解明。抽象的なプログラミング活動では適応できる子どもが限定される恐れがあったが,具体性とティンカリングの特性の両立により,より多くの学習者に適応できる学びに転換することが可能になる。

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公開日: 2024-01-30  

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