• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

戦後日本における教育課程の構造に関する研究―総合学習と教科の連関に注目して―

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K20980
補助金の研究課題番号 18H05788 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0109:教育学およびその関連分野
研究機関大阪教育大学

研究代表者

中西 修一朗  大阪教育大学, 教育学部, 講師 (50826071)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
キーワードコア・カリキュラム / 総合学習 / 教育課程 / 学級文化活動
研究成果の概要

本研究では、第1に1930年代の生活教育論について、池袋児童の村学園、特に戸塚廉の所論を中心に資料を収集し、分析してきた。第2に戦後新教育のコア・カリキュラム論について、理論的指導者であった梅根悟と海後勝雄を比較検討するとともに、北条プランの実践検討を通じて、その意義と課題を明らかにした。第3に、1970年代の総合学習論に関して、教育制度検討委員会および中央教育課程検討委員会の議論を精査することによって、この時期の教育課程改革運動の性質を検討した。

自由記述の分野

教育方法学

研究成果の学術的意義や社会的意義

教育課程には各教科のみならず特別活動や総合的な学習の時間など、多様な領域があるが、それらをどのように設定し、またその関係をどのように構想することが、子どもたちの成長に資するのかは、現在に至るまで論争的であり続けている。本研究では、1930年代の生活教育論、戦後新教育のコア・カリキュラム論、1970年代の総合学習論といった、現在にまで連なる教育課程の自主編成の原点に立ち返って、それぞれの意義と課題を検討した。これは現代の教育課程を見つめる視座につながるだろう。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi