• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

金属/水を用いたハイブリッドスラスタの燃焼機構の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K21064
補助金の研究課題番号 18H05883 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0301:材料力学、生産工学、設計工学、流体工学、熱工学、機械力学、ロボティクス、航空宇宙工学、船舶海洋工学およびその関連分野
研究機関東北大学

研究代表者

齋藤 勇士  東北大学, 工学研究科, 助教 (50828788)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
キーワード超小型衛星 / ハイブリッドロケット / 金属燃焼
研究成果の概要

非粉体である塊状金属と水反応は,無毒で安全かつデブリ回避・軌道投入に必要な高速マヌーバを実現する大推力推進機として注目されている.本研究は,超小型衛星用スラスタの宇宙作動実証を目指し塊状金属/水―燃焼機構の解明を行うことを目標として研究を進めた.
塊状金属をロケット燃焼器内部で溶融させ水を共有させる本研究独自の手法を構築し,複数回の燃焼実験を行った.ノズルから溶融したアルミニウムを確認した後,水を供給したが,アルミニウムと水の反応を確認することはできなかった.これはアルミニウムの高い熱伝導率によってアルミニウムを効率的に加熱することができないためである.塊状金属/水反応の難しさが明らかとなった.

自由記述の分野

総合工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

非粉体である塊状金属と水反応は,無毒で安全かつデブリ回避・軌道投入に必要な高速マヌーバを実現する大推力推進機として注目されている.本研究は,超小型衛星用スラスタの宇宙作動実証を目指し塊状金属/水―燃焼機構の解明を行うことを目標として研究を進めた.
塊状金属をロケット燃焼器内部で溶融させ水を共有させる本研究独自の手法を構築し,複数回の燃焼実験を行った.ノズルから溶融したアルミニウムを確認した後,水を供給したが,アルミニウムと水の反応を確認することはできなかった.これはアルミニウムの高い熱伝導率によってアルミニウムを効率的に加熱することができないためである.塊状金属/水反応の難しさが明らかになった.

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi