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2020 年度 研究成果報告書

リン酸化修飾によるER exit site形成制御メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K21188
補助金の研究課題番号 18H06063 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0702:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野
研究機関秋田大学

研究代表者

前田 深春  秋田大学, 医学系研究科, 助教 (40823422)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2021-03-31
キーワード分泌 / 小胞体 / ER exit site / TANGO1 / Sec16 / CK1δ / リン酸化
研究成果の概要

本研究において、研究代表者はER exit siteの構成を超解像顕微鏡SCLIMを用いて解析し、ER exit site内にそれぞれの構成因子が偏在したドメインが存在することを明らかにした。また、TANGO1がカゼインキナーゼ1δ(CK1δ)によって直接リン酸化されること、リン酸化によってTANGO1とSec16の結合親和性が低下し、ER exit siteの構成因子が乖離することを明らかにした。

自由記述の分野

機能生物化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ER exit siteは近年、分泌の調節点として機能することが明らかになりつつある。本研究による成果は、分泌の出発点であるER exit siteについて基礎的な知見をもたらした。また、ER exit siteの構成がTANGO1のリン酸化修飾に関連することを示唆している。これらの結果は、ER exit siteの形成制御がシグナル経路等の下流において制御される可能性を示唆しており、これまで不明だったER exit siteの環境応答メカニズム解明につながると期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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