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2019 年度 研究成果報告書

B型ボツリヌス毒素複合体の腸管吸収機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K21257
補助金の研究課題番号 18H06142 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0803:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
研究機関金沢大学

研究代表者

阿松 翔  金沢大学, 医学系, 助教 (90827346)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
キーワードボツリヌス毒素 / ヘマグルチニン / 腸管吸収 / トランスサイトーシス
研究成果の概要

B型ボツリヌス毒素複合体の腸管吸収受容体として同定した候補分子の機能解析を行った。in vitroでは、腸管上皮細胞モデルとしてCaco-2細胞およびCMT-93細胞を用いた。蛍光免疫染色法により、細胞の頭頂部側からエンドサイトーシスした毒素複合体の細胞内小胞は候補分子と共局在することが明らかになった。Caco-2細胞およびCMT-93細胞を基にCRISPR法で候補分子欠損細胞を樹立しており、エンドサイトーシスおよびトランスサイトーシス効率の解析を行っている。

自由記述の分野

細菌毒素

研究成果の学術的意義や社会的意義

ボツリヌス毒素複合体は食中毒の原因因子であり、致死率の高い毒素として知られている。経口摂取された毒素は腸上皮から吸収される。本毒素の腸管吸収機構を理解することで、ボツリヌス症の病態発症メカニズムを解明することができる。また、発症メカニズムを基にしたボツリヌス症に対する新たな治療法の開発へ繋がることが期待できる。

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公開日: 2021-02-19  

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