• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 研究成果報告書

コリン性抗炎症経路における免疫細胞活性化機序の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K21297
補助金の研究課題番号 18H06192 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0902:内科学一般およびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

井上 剛  東京大学, 医学部附属病院, 特任助教 (30821665)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
キーワード腎臓 / 迷走神経刺激 / マクロファージ
研究成果の概要

迷走神経刺激による腎臓保護効果に関して、そのメカニズムに関する研究を行なった。迷走神経を刺激すると神経終末からアセチルコリンが放出されるが、アセチルコリンがマクロファージに存在する特定の受容体を介して、Hes1という遺伝子を発現させ、腎障害を改善させることを明らかにした。また臨床現場で良く遭遇するシスプラチン腎症モデルにおいて、腎障害が生じた後でも迷走神経刺激を行うことで、腎臓の障害が軽減されることを見出した。

自由記述の分野

腎臓

研究成果の学術的意義や社会的意義

多くの方が腎臓病を患う一方、腎臓病の根本的な治療法はいまだに存在せず、新たな治療法の開発は喫緊の課題である。本研究によって、神経系-免疫系を介した新規の腎臓保護作用メカニズムの一端を解明することができた。今後さらに研究を進めることで、腎臓病の新規の治療法開発につなげていきたい。

URL: 

公開日: 2021-02-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi