研究課題
研究活動スタート支援
マイクロ・ナノ構造が細胞に与える影響の検索を行った.ナノインプリント法を用いることで,パターン化チタンシート及びPLGAシートを作製することに成功した.異なるマイクロ・ナノパターンの表面上で骨芽細胞,上皮細胞が異なる細胞応答を示した.今後,このパターンが細胞種の違いに与える影響を利用することで,再生医療へのさらなる可能性が期待される.
歯科補綴学
ナノインプリント法を利用することで,異なるマイクロ・ナのパターンを付与した生体材料の作製法を可能とした.これにより安価で用意に生体材料への表面性状を可能とした.作製されたマイクロ・ナノパターンを付与した生体材料で培養した細胞は,パターンの形状で異なる細胞応答を示した.本研究成果は,種々の目的に適応し多様な分野に応用可能な生体材料の開発に繋がる.