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2020 年度 研究成果報告書

成長期における骨吸収抑制薬の作用機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K21416
補助金の研究課題番号 18H06332 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0907:口腔科学およびその関連分野
研究機関昭和大学

研究代表者

井澤 基樹  昭和大学, 歯学部, 助教 (20827373)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2021-03-31
キーワード骨吸収抑制薬 / 抗RANKL抗体 / ビスホスホネート / 破骨細胞 / 成長
研究成果の概要

骨吸収抑制薬は小児の骨関連疾患治療にも用いられているが、それが成長にいかなる影響を及ぼすかは不明である。本研究では、2種類の骨吸収抑制薬、抗RANKL抗体製剤およびビスホスホネート製剤を用いて、若齢マウスの成長、骨および歯に及ぼす影響を解明することを目的とした。これらの薬を生後1週目に単回投与のみ、もしくは生後1週間から週1回ずつ計7回皮下投与し、体長・体重・骨形態計測・組織解析を行った。抗RANK抗体はマウスの成長発育に異常を示さなかったが、ゾレドロネートは成長および臼歯部の歯根伸長を抑制した。以上より、抗RANKL抗体はゾレドロネートよりも小児への安全性が高いと推察される。

自由記述の分野

小児歯科

研究成果の学術的意義や社会的意義

骨吸収抑制薬は小児の骨関連疾患治療にも用いられているが、それが成長にいかなる影響を及ぼすかは不明であった。本研究によって、抗RANKL抗体製剤およびビスホスホネート製剤を用いて、若齢マウスの成長、骨および歯に及ぼす影響を解明することを目的とした。抗RANKL抗体はゾレドロネートよりも、成長や歯には変化が認められなかったため、小児への安全性が高いと推察される。

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公開日: 2022-01-27  

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