研究課題/領域番号 |
18H06346
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
吉田 玉美 京都府立医科大学, 医学部, 助教 (30826087)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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キーワード | 関節リウマチ / 疼痛 / 破局的思考 / 心理的介入 |
研究実績の概要 |
本研究は、関節リウマチ(RA)患者における破局的思考と疼痛改善率の関係を明らかにすることを目的として、2018年度に京都大学医学部附属病院リウマチセンターに通院している関節リウマチ患者を対象に破局的思考に関する質問紙調査を行い、破局的思考を持つ患者の実態を把握した。約25パーセントの患者が破局的思考を持っていた。 現在は、リウマチセンターが実施しているKURAMAコホートデータベースから、患者基礎情報、疾患活動性、身体機能、痛みに関するデータ(painVAS)、服薬状況などの情報を入手し、非炎症状態下での破局的思考と疼痛との関連を解析・検討しているところである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究計画に予定していた通りにすすんでいる。
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今後の研究の推進方策 |
2019年度は、現在解析途中である、破局的思考と疼痛改善率の関連を明らかにするための解析をすすめていき、学会発表や論文執筆をすすめていく。また、破局的思考を持つ者の特徴の解析も同時にすすめていきたいと考えている。
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