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2019 年度 実施状況報告書

関節リウマチ患者における痛みの破局的思考と疼痛改善率に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K21429
配分区分基金
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

吉田 玉美  京都府立医科大学, 医学部, 助教 (30826087)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
キーワード関節リウマチ / 破局的思考
研究実績の概要

本研究は、関節リウマチ患者における破局的思考と疼痛改善率の関係を明らかにすることを目的として、京都大学医学部附属病院リウマチセンターに通院している関節リウマチ患者を対象とした研究である。
2018年度の間に、破局的思考を持つ患者の実態を把握した。約25パーセントの患者が破局的思考を持っており、炎症時のみでなく非炎症状況下での痛みにも関連していることがわかった。
2019年度は、1.破局的思考と寛解率の関係、2.破局的思考を持つ者の特徴の解析を進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

破局的思考を持つ者の特徴を分析するにあたり、過去の使用薬剤の情報も抽出する必要が生じ、計画当初の予定よりもデータベース作成に時間が必要になったため。

今後の研究の推進方策

最終的な解析もほぼ終了しつつあるものの、もう少し時間が必要であり、2020年度の1年間の研究期間の延長を行った。解析終了後はすみやかに学会発表や論文執筆に移行していく予定である。

次年度使用額が生じた理由

2019年度に解析項目を追加したことによって研究成果をだすまでに時間を要している。2020年度に国内学会ですることが決まっており、今後国際学会や海外ジャーナルに投稿することも予定にしている。このような研究成果を発表するための費用を次年度使用額から捻出する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 痛みの破局的思考を有する関節リウマチ患者の臨床的特徴と臨床的寛解率との関係2020

    • 著者名/発表者名
      吉田玉美、橋本求、村上孝作、村田浩一、西谷江平、田中真生、伊藤宣、松田秀一
    • 学会等名
      第64回日本リウマチ学会総会・学術集会(4月から8月に延期)

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公開日: 2021-01-27  

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