東日本大震災後の心理社会的問題の解決のための支援について検討を行った。 一つは、東日本大震災の経験に基づいて東北大学災害研・災害と健康プロジェクトユニットで作られた冊子「被災後ケア(ココロとカラダを回復させる10のこと)」を都道府県庁、市町村役所、NPO法人に配布し、満足度調査を行った。 またもう一つは、東日本大震災後1~3年目に高校生を対象にして研究を行ったデータについて再分析を行い、生活習慣によって心理社会的問題の改善について検討を行った。本研究結果は日本災害医学学会総会・学術集会(神戸)で発表(口演31 自然災害に被災した高校生の心理状態改善に向けた生活習慣の検討)した。
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