研究課題
研究活動スタート支援
本研究は,分娩期ケアに対する女性の意向・希望に影響する要因を探索し,分娩期ケアに対する女性の意向・希望を明らかにし,ガイドラインの推奨との隔たりを探索することを目的とした。研究方法は,フォーカスグループインタビュー(12名対象)による質的研究とアンケート調査(167名対象)を実施した。研究結果から,ガイドラインの推奨には,女性の意向・希望を取り入れることで,より女性に寄り添った情報提供を実施でき,意思決定を支援できるだろうことが示唆された。
助産学
分娩期のケアにおいて,女性がどのような意向・希望を抱いているのか,また,どのような要因が影響するのかは分かっていない。また、どのように女性がリスクとベネフィットを認識するのかを示した研究はない。分娩期ケアに対する女性の意向・希望に影響する要因を探索し,分娩期ケアに対する女性の意向・希望を明らかにすることで,より質の高い分娩期ケアを提供する医療の実現を目指し,女性の意向に深く寄り添った意思決定を促進することができる。