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2022 年度 研究成果報告書

チベット・ヒマラヤ地域の法と仏教哲学との関係性(チベット・ヒマラヤ法学の確立)

研究課題

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研究課題/領域番号 19K21610
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分1:思想、芸術およびその関連分野
研究機関京都大学

研究代表者

熊谷 誠慈  京都大学, 人と社会の未来研究院, 准教授 (80614114)

研究分担者 ALVAREZ・ORTEGA MIGUEL  京都大学, 法学研究科, 特定准教授 (90876187)
研究期間 (年度) 2019-06-28 – 2023-03-31
キーワードヒマラヤ法学
研究成果の概要

本研究課題では、チベット・ヒマラヤ地域の法・政治理念と仏教哲学との関係性について、仏教学者と法学者が共同で学際的分析を行う、という画期的な研究手法の確立に向けた挑戦としての、萌芽的な予備調査の実施を主目的として、議論ベースでの研究を進めた。
2019年9月には、京都大学にて国際ワークショップ(Himalayan Law, Politics and Buddhist Ethics”を主催し、既存の研究が抱える方法論的問題点を検証した上で、あるべき研究方法について検討した。2022年7月には第16回国際チベット学会で学術部会を主催し、海外の法学者・チベット学者とヒマラヤ法学について議論を行った。

自由記述の分野

仏教学

研究成果の学術的意義や社会的意義

歴史学者たちによるチベットやブータンの法制史研究は存在していたが、法律や政治に関する哲学的考察は殆ど行われてこなかった。既に西洋の法学者の一部が、ヒマラヤ地域を対象とした法学研究を試みていたが、古典言語の読解や仏教哲学の理解に大きな欠陥を抱えていた。そこで本研究課題では、チベット・ヒマラヤ地域の法・政治理念と仏教哲学との関係性について、仏教学者と法学者が共同で学際的分析を行う、という画期的な研究手法の確立に向けた国際協力体制を構築でき、挑戦的かつ萌芽的な取り組みとなった。

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公開日: 2024-01-30  

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