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2023 年度 実施状況報告書

国際協奏型プロジェクトによる空間的療養効果の高いアートインホスピタルモデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K21616
研究機関札幌市立大学

研究代表者

山田 良  札幌市立大学, デザイン学部, 教授 (00452988)

研究分担者 定廣 和香子  札幌市立大学, 看護学部, 教授 (60299899)
研究期間 (年度) 2019-06-28 – 2025-03-31
キーワードArt in Hospital / Spatial Design / Landscape Design
研究実績の概要

2022年2月ロシアのウクライナへの軍事侵攻が生じロシアと国境が隣接するフィンランドでの展開を見合わせることとした。その結果、研究代表者(山田)と学術交流のあるノルウェーをフィールド候補とする方針とし、ホスピタル・アートの対象をナーシング・ホームに拡大した。そのため、2022年度に研究分担者(定廣)がOsloを訪問し、元Akershus 大学病院アートディレクター(看護師)のMarie Sleveland氏の協力のもとDiakonhjement Careグループの責任者Helle Dortheaを通してナーシングホームNordberghjemmetより受け入れ可能の回答を得た。2023年6月に研究分担者(定廣)が、Nordberghjemmetを訪問し、施設責任者であるlisbet.sorgjerdと設営候補場所を調査した。調査結果をもとに候補場所を決定するとともにArt work「Birdvillage」をデザインし、提案した。2024年度には、Birdvillageを現地で設営し、評価研究を実施する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

COVID19パンデミックにより、国外活動が著しく制限されたことに加え、2023年度は研究代表者が、1年間エジンバラネピア大学で国外研修を行うこととなり、制作のための設備等が整わないため、フィールド決定とデザイン提案のみを実施し、制作を帰国後の2024年度に延期した。

今後の研究の推進方策

2024年度は、Birdvillageを現地展開予定である。ノルウェー語での評価用紙を作成し、現地での入居者・家族・職員を対象としたアンケート調査を実施する予定である。

次年度使用額が生じた理由

代表者が、エジンバラネピア大学に研修となり、制作のための場所等確保ができなかったため、作品制作および評価を次年度に実施することとした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (1件)

  • [国際共同研究] Diacoiment org(ノルウェー)

    • 国名
      ノルウェー
    • 外国機関名
      Diacoiment org

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公開日: 2024-12-25  

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