本研究では、小学生時代の学校教育およびコミュニティ・神社仏閣の存在などの地域環境が、成人になってからの非認知能力・社会的選好へ与える影響と、それを通じて労働市場における成果に与える影響について実証的に明らかにする。日本の小学校教育は全国一律と思われているが、実際には教育方法には自由度があり、様々な違いが学校ごとにある。そのような学校ごとの教育手法の差やコミュニティの差は、非認知能力に差をもたらす可能性がある。アクティブラーニングを始めとする新しい教育手法や日本式教育手法の非認知能力の長期的影響を明らかにすることが本研究の意義である
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