本研究では、研究活動の把握として、日本地球惑星科学連合(JpGU)と米国地球物理学連合(AGU)の会員に、「知の創造の価値とは何か」に関するアンケートを実施し、それぞれの研究者コミュニティーの認識について、共通点や差違について明らかにした。AGUの会員は、JpGU会員よりも「社会への還元」の意識が高いという差が見られた(特に若手研究者)。JpGUおよびAGU年会においてユニオンセッションを計4回実施し、地球科学者コミュニティーに「知の創造の価値とは何か」に問うものとなった。これらの結果は、日本地球惑星科学連合ニュースレター誌(JGL)や研究調査評価に関する国際学会DSIR2021で公表した。
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