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2020 年度 研究成果報告書

同期する脳を用いた協働場の評価と創成 双方向脳神経科学の開拓研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K21947
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分20:機械力学、ロボティクスおよびその関連分野
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

三木 則尚  慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70383982)

研究分担者 古川 聖  東京藝術大学, 美術学部, 教授 (40323761)
寺澤 洋子  筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (70579094)
皆川 泰代  慶應義塾大学, 文学部(日吉), 教授 (90521732)
研究期間 (年度) 2019-06-28 – 2021-03-31
キーワード双方向神経科学 / 情報工学 / 神経科学 / メディアアート / マイクロ・ナノ工学 / 脳波 / 計測システム
研究成果の概要

本研究の最終目的は、人と人との協働において生起される同期脳活動の、機序解明から協働場設計・評価への応用までを網羅する双方向脳神経科学という新奇学術分野の開拓である。そのため、脳活動計測を支援するICT専門家と、認知神経科学、心理学、メディアアートの専門家からなるユニークな研究グループを構成した。本研究期間においては、被験者に極めて低負荷に迅速に取り付け、かつ長時間計測可能なシステム、協調作業中における脳活動、相互作用についての実験、解析手法の開発、双方向脳神経科学検証の場となるメディアアートにおける脳波利用条件を明らかにした。いずれも、双方向脳神経科学の基盤技術となるものである。

自由記述の分野

マイクロ・ナノ工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、人と人との協働において生起される同期脳活動の、機序解明から協働場設計・評価への応用までを網羅する双方向脳神経科学という新奇学術分野の開拓である。本研究チームの専門性が多岐にわたるように、極めて横断的な新しい学術分野である。本研究で得られた基盤的知見、技術がその発展に大きく貢献する。社会的な意義として、本研究により人と人とのインタラクション、協調に対しての知見が得られることで、関係の評価、協調作業の効率の評価ができるだけでなく、それらの改善への指針を示し、また具体的な改善方法の確立につながる。以上のように本研究は、学術的にも社会的にも大きな意義を有する。

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公開日: 2022-01-27  

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