実時間ハイブリッドシミュレーションによる流体－構造連成応答評価プラットフォーム

2020 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 19K21991
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 五十嵐 晃 京都大学, 防災研究所, 教授 (80263101)
• 研究分担者: 中田 成智 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授 (00815318)
• 研究期間 (年度): 2019-06-28 – 2021-03-31
• キーワード: 流体力 / 構造実験 / 水理実験 / 実時間ハイブリッドシミュレーション / 動的連成

研究実績の概要

自由表面を有する水中の弾性構造物に関する流体－構造の動的相互作用の評価を対象とした実験システムにおける実験装置および制御システムの設計および製作を実施した。動的変位制御が可能なアクチュエータで保持した構造模型を実験水路中に設置した装置および構造物の数値構造モデルの動的応答の実時間計算・信号処理、制御装置および計測システムの製作、制御ソフトウェア開発を実施した。また、粒子法および個別要素法を用いた構造解析手法をリアルタイムハイブリッドシミュレーションの数値解析に用いることができるするシステムの実現可能性の検討を行った。