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2021 年度 研究成果報告書

Ti合金における変形誘起相変態に起因した弾性率軟化現象の解明と生体材料への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 19K22059
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分26:材料工学およびその関連分野
研究機関大阪市立大学 (2021)
大阪大学 (2019-2020)

研究代表者

多根 正和  大阪市立大学, 大学院工学研究科, 教授 (80379099)

研究期間 (年度) 2019-06-28 – 2022-03-31
キーワード塑性変形 / 相変態 / チタン合金 / 弾性論
研究成果の概要

低弾性率化のためにbcc構造の安定性を低下させたTi合金において、bcc構造の安定性に依存した塑性変形モードと変形誘起オメガ変態に伴う弾性率変化を明らかにした。さらに、Effective-mean-field理論によるオメガ相形成に伴う弾性率変化の解析および変形双晶の形成に伴う弾性率変化の解析を組み合わせることによって、塑性変形に伴う弾性率変化を考慮して生体インプラント材料の設計が可能であることを示した。

自由記述の分野

構造・機能材料

研究成果の学術的意義や社会的意義

生体用インプラント材料として重要な低弾性率化を実現したbcc構造を有するTi合金・単結晶に対して、bcc構造の安定性に依存した変形モードによる塑性変形と変形誘起オメガ変態に伴う弾性率変化との相関関係を明らかにしたことが本研究の学術的意義である。さらに、塑性変形および変形誘起相転移に伴う弾性率変化を考慮して生体インプラント材料の設計が可能であることを示したことが社会的意義として挙げられる。

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公開日: 2023-01-30  

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