シリコンフォトニクスで一般的に利用されるアルミニウム上での長距離伝搬プラズモンモードについて数値解析を行った。ウエハ構造による上下の非対称性を導入しても、薄膜の左右のエッジ界面のプラズモンモードが対称に結合した長距離伝搬モードの存在を確認した。 新たに見出した上記長距離伝搬プラズモンモードとシリコン光導波路との層間接続構造を数値計算により設計した。面直方向に結合する方向性結合器を採用し、1umの広ギャップを設定しても高効率(~2 dB)でアルミ薄膜上プラズモンモードからシリコン光導波路モードへ移行できることをシミュレーションにより証明した。
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