研究実績の概要 |
外場(温度や光)により分極反転を自在に制御できる物質の開発を目指して研究を行った。前年までの研究を基盤にエナンチオピュアな配位子N, N, N’, N’-tetramethyl-1,2-diphenylethylenediamine、及び5, 5, 7, 12, 12, 14-hexamethyl-1, 4, 8, 11-tetraazacyclotetradecaneを用いた新規原子価互辺異性物質の開発、構造解析、物性評価を行った。また、分極反転結晶の開発を目指し、中心金属がコバルト以外の金属錯体の開発を行うと共に異種金属擬ラセミ錯体結晶の開発を試みた。
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