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2023 年度 研究成果報告書

1容器内に10兆種類のペプチドオリゴマーを製造する全数完全化学合成プロセスの確立

研究課題

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研究課題/領域番号 19K22272
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分38:農芸化学およびその関連分野
研究機関東京農工大学

研究代表者

千葉 一裕  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 学長 (20227325)

研究期間 (年度) 2019-06-28 – 2024-03-31
キーワード核酸医薬 / 電解合成 / 化学合成 / 中分子
研究成果の概要

通常,目的とするペプチド分子を化学合成によって得るためには,予めビーズ状に成型された樹脂に最初のアミノ酸を結合させ,配列順に従って逐次アミノ酸を結合させる方法(固相合成法)が用いられる.この方法は目的とする特定のペプチドを設計通りに合成するために広く用いられている.本研究では,固相合成法のメリットを活かした新しい液相合成法により,理論上の全種類を当量混合物として正確に得ることができる革新的な化学プロセスとして確立することを目指す.そのためには新たに数多くの課題を克服する必要があり,この課題点の克服こそが従来技術を凌ぐ,極めて革新性の高い研究課題となるものである.

自由記述の分野

生物有機化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

.本研究は,これまでの方法の課題点を克服し,ほぼ無限に存在するペプチド分子について,体系的,網羅的,かつ定量的に完全化学合成を達成する革新的な提案である.本法を応用することにより、今後新たに発生する感染症対策や,新種の疾病,新規農薬用途などに対応した活性物質を探索するために極めて重要な役割をになう革新技術となるものである.

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公開日: 2025-01-30  

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