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2020 年度 研究成果報告書

細胞膜動態の高分解能計測によるエンドサイトーシス超初期過程の分子基盤の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K22506
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分48:生体の構造と機能およびその関連分野
研究機関北海道大学

研究代表者

大場 雄介  北海道大学, 医学研究院, 教授 (30333503)

研究期間 (年度) 2019-06-28 – 2021-03-31
キーワード細胞膜 / 高速分子間力顕微鏡 / 薄層遮光照明法 / 相関イメージング
研究成果の概要

本研究では、ライブセル高速原子間力顕微鏡と蛍光顕微鏡に組み合わせたハイブリッド顕微鏡による相関イメージングを用いて、クラスリン依存性エンドサイトーシスに伴う細胞膜と分子の動態観測と解析を行った。増殖因子依存性のエンドサイトーシスのピットは、細胞膜の限局した領域に出現すること、およびその形態は円形(球形)に限らず、楕円化したり分裂したりすることを見出した。またこの現象にSrcが関与することを見出した。

自由記述の分野

細胞生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

細胞内と細胞外環境を隔てる脂質二重膜であると同時に、細胞内外のコミュニケーションを司るインターフェースである細胞膜の3次元的なダイナミクスに関する知見はこれまで限られていた。本研究では、これまでの動態観察の分解能を10倍向上した高速AFMを用いることで、細胞と組織の活動や運命の決定に重要な細胞外からの刺激に応じた細胞膜の形態と成分の動的変化の解析を可能とし、かつその分子メカニズムの一端を明らかにした。

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公開日: 2022-01-27  

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