研究課題
挑戦的研究(萌芽)
非侵襲的な画像診断機器であるMRIを用いて、神経軸索や髄鞘を病理組織解析のように特異的に捉えることができれば、様々な神経疾患の本態の解明にきわめて有用なツールになる。本研究の目的はMRIの定量的な計測法の開発により、神経変性疾患の診断に資する新たな検査法を提案することであり、マウスの脊髄標本を対象にした定量的な神経組織MRI法を開発した。
非侵襲イメージング
本研究で開発した定量的MRIによって、神経組織構造を病理組織解析のように特異的に捉えることが可能となり、今後、その臨床応用によって様々な神経変性疾患の病態解明に有用な検査技術としての展開が期待される。