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2020 年度 研究成果報告書

ヌクレオシドストレスに対する自然免疫応答の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K22635
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分54:生体情報内科学およびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

三宅 健介  東京大学, 医科学研究所, 教授 (60229812)

研究期間 (年度) 2019-06-28 – 2021-03-31
キーワード自然免疫
研究成果の概要

最近、構造生物学的な解析から、1重鎖RNAのセンサーと考えられてきたToll-like receptor 7 (TLR7)、TLR8がヌクレオシドに結合することが明らかになった。そこで、TLR7、TLR8のヌクレオシドに対する応答がどのような応答を誘導するのか検討した。結果としてヌクレオシドにマクロファージが応答すると、結果として、マクロファージの蓄積が認められることが分かった。またその蓄積にTLR7が関与している可能性が示された。今後の解析で、TLR7がマクロファージの蓄積を誘導する分子基盤の解明を目指す。

自由記述の分野

免疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

TLR7やTLR8は病原体センサーとして感染防御反応の誘導に関与していると考えられている。また、TLR7/8の活性化は様々な炎症性疾患の病態に関与すると考えられている。本研究では、TLR7、TLR8がヌクレオシドに結合するという知見を踏まえて、TLR7、TLR8のヌクレオシド他に対する応答を調べ、マクロファージの蓄積を誘導する可能性が示された。この知見は、TLR7、TLR8が関与する疾患の病態理解に資すると期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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