研究課題/領域番号 |
19K22734
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
佐藤 冨美子 福島県立医科大学, 看護学部, 教授 (40297388)
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研究分担者 |
井上 彰 東北大学, 医学系研究科, 教授 (70361087)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2025-03-31
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キーワード | がん免疫療法看護 / がん患者 / 看護の質評価 / 質評価開発 |
研究実績の概要 |
本研究はがん免疫療法看護の質評価指標作成を目的としている。文献調査、がん免疫療法を受けた患者およびがん免疫療法の診療・ケアに携わる医療専門職者を対象にした面接調査(Phase1)の結果をもとに質評価指標原案の構成要素・項目間の関連と内容および表現の妥当性、重要性、実行可能性を検討する目的で、医療専門職者(医師・看護師・薬剤師・看護研究者各5名 計20名)(Phase2)、次いで、がん看護スペシャリスト(がん看護専門看護師50名・がん化学療法認定看護師50名 計100名)(Phase3)を対象に質問紙調査を東北大学大学院医学系研究科倫理委員会の承認(「がん免疫療法看護の質評価指標の妥当性・重要性・実行可能性の検討」; 受付番号:2020-1-1157)を受けて実施した。 2022年12月の日本看護科学学会において、全67項目が妥当性、重要性、実行可能性の採用基準0.78以上のI-CVIを確保し、また、6構成要素、17上位項目の妥当性(0.93~1.00)、重要性(0.94~1.00)、実行可能性(0.92~1.00)の採用基準0.90以上のS-CVI/Aveを確保した今朝かを報告した。がん免疫療法看護の質表指標全67項目のS-CVI/Aveは、妥当性0.98、重要性0.99、実行可能性0.95であった。 医師・看護師・薬剤師・看護研究者を対象としたPhase2の調査では、4構成要素の実行可能性がI-CVI採用基準を満たさなかったが、がん看護スペシャリストを対象とした本調査では全ての採用基準を満たした。開発した質評価指標は今後がん免疫療法看護実践の視点になると考える。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本助成最終年度までに研究成果を公表予定であったが、Phase1までの成果の掲載が2023年12月と遅れ、それ以降の論文が未公表であるためである。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度内に研究成果としての論文を公表する。
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次年度使用額が生じた理由 |
和文誌投稿論にあたって料金が発生しなかったことと、投稿予定の論文作成が遅れて研究費の発生がなかったためである。
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