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2022 年度 研究成果報告書

Cardiokineにおける骨格筋機能制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K22791
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
研究機関北翔大学

研究代表者

高田 真吾  北翔大学, 生涯スポーツ学部, 准教授 (60722329)

研究分担者 植田 幸嗣  公益財団法人がん研究会, がんプレシジョン医療研究センター がんオーダーメイド医療開発プロジェクト, プロジェクトリーダー (10509110)
研究期間 (年度) 2019-06-28 – 2023-03-31
キーワード骨格筋 / 心不全 / ミトコンドリア / Cardiokine / 運動能力 / 脂肪酸酸化 / 心筋細胞 / 心筋由来内分泌因子
研究成果の概要

心筋梗塞後の不全心筋は、心筋細胞肥大・細胞死や間質線維化からなる構造・機能の変化を引き起こす。それらに伴い、骨格筋の形態的・機能的異常が生じる。これらの原因として、正常な左室心筋細胞の減少が心筋由来ホルモン(cardiokine)の分泌減少もしくは増悪因子の分泌増加を招来し、骨格筋異常を引き起こすと仮説を立てた。マウス骨格筋由来の筋芽細胞株C2C12細胞を筋管細胞へ分化させた後、心不全もしくは運動後のマウスの血清を添加すると、ミトコンドリア生合成シグナルを変動することが明らかとなった。心不全における骨格筋の発症・進展機序に関与するcardiokineを同定、機能解明が重要な課題となる。

自由記述の分野

健康医科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

心不全におけるcardiokineの役割解明は骨格筋異常以外の多臓器障害の機序解明や治療法の確立にも貢献しうる。また、多臓器障害は心不全だけでなく、幅広い病態にかかわるユニバーサルな現象であり、循環器領域だけではなく、多くの異分野への波及効果も大きい。

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公開日: 2024-01-30  

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