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2022 年度 研究成果報告書

機械学習によるプログラミング言語文法の推定

研究課題

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研究課題/領域番号 19K22840
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分60:情報科学、情報工学およびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

千葉 滋  東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (80282713)

研究期間 (年度) 2019-06-28 – 2023-03-31
キーワードプログラミング言語 / ソフトウェア工学 / 機械学習
研究成果の概要

近年、大きく進歩した機械学習に基づく言語モデルによるプログラミング支援の研究をおこなった。言語モデルを用いて、プログラミング言語がもつ広い意味での「文法構造」を抽出し、それを実用的なプログラミング支援に応用する研究をおこなった。具体的には、ライブラリを利用したプログラミングに現れる、メソッドの呼び出し順というある種の文法や、異なるプログラミング言語に共通する文法構造、プログラムのモジュール分割に見られるある種の文法構造、を抽出し応用に活かす手法の研究をおこなった。

自由記述の分野

プログラミング言語、ソフトウェア工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在、言語モデルは大規模化することで、本研究が用いていたような小規模なモデルでは達成できなかったような精度を実現できている。本研究は、モデル自体の研究ではなく、モデルの機能を実用的なプログラミング支援に活かす方法を探る研究であった。本研究の成果は、大規模化した言語モデルと組み合わせることで、さらなる性能向上が期待でき、現実世界のプログラミングの支援技術の向上に貢献できると考えられる。これは社会基盤として安心安全なITシステムの実現の一助になる技術である。

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公開日: 2024-01-30  

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