研究課題/領域番号 |
19K22866
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
阪口 豊 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (40205737)
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研究分担者 |
諏訪 正樹 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 教授 (50329661)
西井 淳 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (00242040)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2024-03-31
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キーワード | 身体技能 / 身体知覚 / 意識 / 注意 / 計算モデル / 実践的探究 / 構成的分析 |
研究成果の概要 |
本研究では,技能習得を中心とする「学び」の場面において,意識上の認知的働きや構えが無意識下の計算過程を介して身体運動を変容させる過程を,数種類の題材を対象とした行動実験により実証的に例証するとともに,意識系と無意識系の二つの強化学習系からなる計算モデルを用いてシミュレートした.また,認知的働きの中でも身体知の模索や操作にかかわる「ことば」の役割や重要性を一人称研究の取り組みにより明らかにした.
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自由記述の分野 |
生体情報工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は,「意識上の働き」と「意識下の働き」の相互作用に焦点をあてて,意識上の認知活動が身体運動を変容させる様相を,行動実験,計算モデル,一人称研究を組み合わせて多角的に探究した点にある.本研究の社会的意義は,人間のさまざまな「学び」の活動が,認知レベルでの主観的・能動的な模索や試行錯誤と,その過程で試行する身体的な変化の相互作用の中で進行することを浮き彫りにした点にある.
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