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2021 年度 研究成果報告書

超音波免疫治療のためのオールインワンナノメディシン開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K22977
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分90:人間医工学およびその関連分野
研究機関大阪府立大学

研究代表者

原田 敦史  大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50302774)

研究期間 (年度) 2019-06-28 – 2022-03-31
キーワード超音波免疫治療 / 酸化チタンナノ粒子 / サイトカイン産生 / 樹状細胞活性化
研究成果の概要

本研究では,超音波照射によるがん細胞の細胞死誘導によって免疫系を活性化する超音波免疫治療という免疫治療の新しい概念を提唱し、そのために必要な機能を合目的に創り込んだオールインワンナノメディシンの開発に取り組んだ。超音波照射によって活性酸素種を生成するTiO2ナノ粒子を高分子材料と複合化させることにより、超音波照射による免疫細胞活性化能、免疫細胞活性化能、免疫細胞へのがん抗原送達能を一つのキャリアに創り込んだオールインワンナノメディシンが調製できたことが培養細胞実験及び動物実験を通して確認された。

自由記述の分野

生体機能材料学

研究成果の学術的意義や社会的意義

三大がん治療方法(外科治療、化学治療、放射線治療)に加えて、第四のがん治療方法としてがん免疫治療が注目されている。この治療方法は副作用が少なく,侵襲性の低い治療法であることから,高齢化社会において患者のQOLを高める治療法として期待されている。低侵襲性を維持しつつ、治療効果を高めるために超音波を利用するシステムに開発に取り組み、新規な治療方法の開発につながる知見を得た。

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公開日: 2023-01-30  

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