本研究はイギリスの労働者階級出身作家ロバート・ウェストールの児童文学作品の日本での翻訳と日英における受容についての研究である。ウェストールの小説の翻訳については、国際児童文学学会(IRSCL)の第25回大会で2021年10月に口頭発表を行い、その研究を発展させて英語論文を完成させ、児童文学の国際査読誌Children's Literature in Educationに投稿、掲載が決定した。ウェストールの『“機関銃要塞”の少年たち』の受容研究については、日本イギリス児童文学会(英語圏児童文学会に改称)の第49回および第50回研究大会で口頭発表を行った。
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