研究課題/領域番号 |
19K23097
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研究機関 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 |
研究代表者 |
越智 綾子 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, コーパス開発センター, プロジェクト非常勤研究員 (50776119)
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研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2023-03-31
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キーワード | 文法 / 語彙 / 日本語 / 選択的機能言語学 |
研究実績の概要 |
昨年度までに、感情や態度や評価の言葉が高い頻度で現れる言語使用域(レジスター)に属するテキストを選定、分類する作業までが終わりました。今年度は申請者の体調不良や家族の介護負担の増加により、研究を進めることが困難でした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
プロジェクト開始と同時に家族の介護が必要となり、申請者本人の体調不良も重なったことで、期間の延長を申請しました。新型コロナの影響で、予定していた海外の研究協力者訪問や学会参加もキャンセルとなりました。
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今後の研究の推進方策 |
幸い申請者の体調は回復しつつありますので、本研究の計画を延長期間で遂行可能なものに変更して、本研究の目的を達成する研究の一環として遂行します。 まず、分析対象の範囲を、予定にある複数のレジスターから一つ(日常会話)に絞ります。それに伴い、レジスター間の比較は、本プロジェクトの後の研究にて行うこととします。 データ分析をお願いできる本研究で用いる理論の予備知識を持った方を見つけられないでいるため、予備知識不要の分析をお願いするか、上記の通り分析対象のデータの分量を縮小したので研究管理者一人で分析を行うか検討します。 学会発表よりも研究を論文にまとめることに重点を置きます。
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次年度使用額が生じた理由 |
計画が進捗しなかったので延長申請を行ったため次年度使用額が生じました。 次年度は、資料とデータの購入中心に当該助成金を使用する計画です。
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