研究課題/領域番号 |
19K23126
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0104:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
Gerster Julia 東北大学, 災害科学国際研究所, 助教 (90842716)
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研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2023-03-31
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キーワード | Disaster / Revovery / Cutural Memory / Negative Heritage / Tourism / Fukushima / GEJE / Tsunami |
研究成果の概要 |
本研究は、東日本大震災の被災地で、ツーリズムがどのように開発され、利用されているかを分析した。その結果、ツアーブランディング、震災遺構の選定、伝承施設の展示など、防災や復興においてポジティブなナラティブが強調される傾向があることを明らかにした。このような前向きな傾向は、地域住民が震災後のツーリズムをより受け入れることにつながったが暗いトピックの排除で、教訓が制限されることも判明した。最後に、ツーリズムが地域経済にとって貢献であり、被災者が復興の物語を形成するための主体性を持つことを確認した。しかし、Covid-19による移動制限は、再生手段としてツーリズムに依存する危険性を強調した。
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自由記述の分野 |
Japanese Studies; Cultural Anthropology
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
This study clarified the risks and merits of post-disaster tourism as a recovery and revitalization method. Insights can be useful for similar cases in other countries and help to understand the importance of diversity in disaster cultural memory and disaster education.
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