本研究課題は、実験の手法を用いて、政治情報への接触過程において、メディアに対する信頼度の高い日本人と、メディア不信が強いアメリカ人の違いを明らかにすることを目的としていた。2019年度に主要な実験を実施した。収集したデータを基に多面的な分析を行い、それらの結果を2020年度から2023年度にかけて国内外の学会で発表し、研究成果を広く公開した。学会で得たコメントを踏まえて学術論文をまとめ、国際ジャーナルに投稿し、査読プロセスを経ている。また、一部の研究結果を博士論文にまとめた。以上の実証結果を基に理論の再構築を試み、論文にまとめた。
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