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2020 年度 実施状況報告書

昭和初期の農村家計における生産・消費行動の分析

研究課題

研究課題/領域番号 19K23209
研究機関立命館大学

研究代表者

松田 絢子  立命館大学, グローバル教養学部, 准教授 (30752109)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2022-03-31
キーワード経済史 / 開発経済学 / 農業経済学 / 労働経済学
研究実績の概要

申請者は「昭和初期の農村家計における生産・消費行動の分析」という研究課題のもと、前年度に行われた家計調査のデータベース化をさらに進めた。新型コロナウィルス蔓延により、データ入力アルバイトを雇用して作業を依頼することが不可能となったため、進捗に遅れが生じている。並行して、関連文献のレビューや当時の社会経済的状況に関する情報収集を進めた。この作業は研究を継続するにあたり非常に有益であった。当該年度の国際開発学会第21回春季大会において論文発表を行い、非常に有益なコメントを得、論文改訂やさらなるデータベース化作業を継続している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

前述の家計調査のデータベース化を進めて、完了した箇所から随時分析を行った。コロナウィルス蔓延状況により、データ入力アルバイトを雇用して作業を依頼することが不可能となり、進捗にやや遅れが生じている。

今後の研究の推進方策

来年度はデータベース化作業をさらに進める。同時に、既存研究のレビューや計量分析を進め、学会発表を行う。さらに入力が完了した箇所はさらなる計量分析を進め、論文執筆を行う。

次年度使用額が生じた理由

データベース化作業にアルバイトを雇用する予定であったため、内訳に人件費・謝金を多く予定しておいたが、コロナウイルス蔓延により、3密を避け適切なスペースを確保したうえで作業を依頼することが非常に困難が伴い、延期せざるを得なかった。このため研究計画に照らして、来年度に延期可能な範囲で延期した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] 昭和初期における近畿農村家計の世帯構成の変遷 ―京都帝国大学による『農業経済調査簿』をもとに―2020

    • 著者名/発表者名
      松田絢子(小原美紀との共著)
    • 雑誌名

      国際開発学会第21 回春季大会 ヴァーチャル開催 報告論文集

      巻: なし ページ: 43-44

  • [学会発表] 昭和初期における近畿農村家計の世帯構成変遷―京都帝国大学による『農業経済調査簿』をもとに―2020

    • 著者名/発表者名
      松田絢子
    • 学会等名
      国際開発学会第21回春季大会
    • 国際学会

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公開日: 2021-12-27  

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