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2019 年度 実施状況報告書

教育収益に対する認識の変化が教育達成に与える影響についての実証分析

研究課題

研究課題/領域番号 19K23217
研究機関東北大学

研究代表者

黒田 雄太  東北大学, 経済学研究科, 助教 (80845074)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2021-03-31
キーワード労働経済学 / 教育経済学 / ミクロ実証経済学 / ミクロ計量経済分析 / 自然実験
研究実績の概要

本年度は、データの利用申請を行い、それと同時に新たなデータの購入申請および取得済みの紙媒体データの電子化・クリーニング作業を中心に行った。また先行研究のサーベイを平行して行っている。今年度の研究費は、主に研究を遂行するための上記のデータの購入費に充てられた。また一部は既に取得していた紙媒体のデータの電子化およびクリーニング作業に対する謝金として支払った。
本研究で使用する「大学入試全記録」は毎日新聞出版から毎年発行されている、全国の高校生の大学合格実績についての詳細な情報を含むデータである。そこで、まず毎日新聞出版にデータの利用申請を行い、研究に使用する許可を得た。その後、毎日新聞出版から7年分のデータのバックナンバーについての購入申請も行い、研究開始時に入手していなかった絶版となっている過去のデータを取得した。これらは既に分析に耐えうる形式として納品されているため、これらを用いて基本的な予備分析も行った。途中経過については研究会にて報告を予定していたが、新型コロナウイルス感染症への対応策として中止になった。
新たなデータの入手と平行して、既に取得していた紙媒体の10年分のデータの電子化およびクリーニング作業を行った。紙データをスキャンし、文字および数字を判読し、それらを分析可能なデータフレームに加工する作業を中心に行っている。電子化およびクリーニング作業は現在も進行中であるが、工数が膨大であるため現時点での進行度はおおよそ25%である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

データの購入申請から到着までがやや遅れたことにより、全体計画に若干の遅延が生じている。それ以外の活動についてはおおむね計画通りに順調に進行している。

今後の研究の推進方策

今後は、取得済みデータの電子化およびクリーニング作業を行う。データが完成次第、それらを用いて具体的な分析を行う。その後、学会・研究会を経て研究を洗練する。

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公開日: 2021-01-27  

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