研究課題/領域番号 |
19K23302
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0109:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 関西外国語大学 |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2023-03-31
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キーワード | Japanese School / Peruvian Education / Peruvian Citizen / Recycling / Cleaning / Volunteer / Tokkatsu / Local Community |
研究成果の概要 |
本研究は、2つフェーズからなっており、第1フェーズでは、日本社会から非認知的活動(係、掃除、リサイクル)を抽出し、ペルーに住む生徒や家庭、コミュニティでそれらを実施できるように独自にアレンジした。第2フェーズでは、ペルーの公立学校で、上記の活動を実施した。その結果、生徒の自主性が促進し、リーダーシップ力と意思決定力が育成され、さらに、家族や教師とのメンバー間の結束力が高まり、生徒たちの非認知的活動の実践意欲が促進されることを実証しました。発展途上国である中南米では、このような日本式特別活動はありません。本研究によって、中南米において初めて、日本的な教育活動が開始することができた。
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自由記述の分野 |
教育学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教育上の成功は、多くの場合、社会感情的スキルの発達ではなく、成績や科目の知識と関連付けられています。しかし、日本では認知学習と非認知学習を、総合的な教育カリキュラムの中に、特別活動(特活)として組み込んでいる。現在のところ、中南米ではこのような日本式の特別活動は無い。本研究によって、日本式特別活動の内容を、中南米で初めて、ペルーにおいて実践することができ、それを今後、長期間継続させることによって、生徒自身や家族、彼らが住んでいる地域、ひいては、中南米社会全体において、市民的資質の大幅な向上が期待できる。
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