2020年度は、2019年度に得られたデータから、学会発表及び論文発表を行った。 学会発表は、7月に21st PECERA International Conferenceでの「The tendency toward separation anxiety in infants attending nursery in Japan: Measurement of anxiety intensity in 1-year old children」、11月に、第67回日本小児保健協会学術集会での「1歳児クラスの登園時の分離不安の傾向とその要因に関する考察-8ヶ月間の不安強度の測定と保育者へのインタビューをもとに」、第30回日本乳幼児教育学会での「1歳児の登園における親子分離の状況-不安指数の個人内平均値の推移をもとに-」、第72回中国四国教育学会での「登園時の受け入れに対する保育者の意識-1歳児担当保育者へのグループインタビューから-」を行なった。しかしいずれも、covid-19の影響で参集はなかった。 論文は、中国四国教育学会『教育学研究紀要』(CD-ROM版)第66巻「登園時の親子分離に対する保育者の意識-1歳児クラスの担当保育者へのグループインタビューから-」、『広島都市学園大学子ども教育学部紀要』第7巻2号1歳児保育を受ける子どもの分離不安の変化-登園時の親子分離場面の調査をもとに-」である。 また、covid-19の影響で開催されなかった30th EECERA Conferenceで「Types of Separation Anxiety in One-Year-Old Infants in Nursery School:An Eight-Month Longitudinal Developmental Study」がアクセプトされており、2021年に発表予定である。
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