研究課題/領域番号 |
19K23803
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
今吉 亜由美 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (20786462)
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研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2022-03-31
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キーワード | 蛍光色素 / 有機化学反応 |
研究実績の概要 |
産前産後休業および育児休業の取得により、本年度は研究を中断していた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
妊娠による長期入院、および、出産による研究の中断があったため、当初の計画年度よりは進捗が遅れている。しかし復帰後は、中断前の進捗状況から円滑に再開する準備ができている。今後は当初の計画どおりの進め方で、研究を遂行してゆく。
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今後の研究の推進方策 |
これまで、光の照射のON, OFFを切り替えることで、光の照射時のみに反応が進行する現象を見出してきた。光を用いた反応は、光酸反応以外にも、ラジカル反応や、光による酸性分解物が引き起こす反応など、さまざまな可能性が考えられる。そのため、反応の解釈が難しいことが多いが、様々な構造の基質で反応を行い、慎重に光酸反応であるか否かを検証して、光酸反応の基盤を整えていく。さらに、光酸反応のバリエーションを広げることを目的とし、研究を遂行する。
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次年度使用額が生じた理由 |
本研究遂行の途中に、重症妊娠悪阻で3ヶ月程度の入院と療養を余儀なくされた。その間、研究を行えなかったため、次年度使用額が生じた。本年度は研究を中断していたが、研究活動を再開した際に、当初から購入を予定していた消耗品 (主に有機反応を行うために必要な試薬等) の購入に使用させて頂く予定である。
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