培養細胞株(大腸癌細胞Caco2)を用い、DR3の発現を確認し、同時にsiRNAを用い遺伝子をノックダウンすることでDR3の発現が抑制されることを確認した。Caco2をシングルセルとして培地にまきTL1Aを負荷することで、細胞増殖が亢進することが確認された。MTTアッセイにより同様にTL1A負荷による細胞増殖亢進が確認され、LDHアッセイではTL1A負荷による細胞死の増加は確認されなかった。さらにTL1Aを負荷したときの遺伝子発現の変化をRNAsequenceで解析し、ミトコンドリアクレアチンキナーゼ関連遺伝子、ペルオキシソーム形成関連遺伝子の発現変化を確認した。
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