1)発現ベクターを用いて共刺激因子CD80を発現するRMS細胞株(Rh30)を作製した。またフローサイトメトリーにより安定して発現していること確認した。2)CD80を発現させたRh30および、野生型のRh30とCAR-Tを共培養し、real time analyzerでRh30に対する抗腫瘍効果を評価した。CD80を発現したRh30は、CAR-Tにより長時間細胞数が抑制された。免疫学的疲弊の軽減を示唆する結果と考える。3)MYOGプロモーター制御型OAdをもとに、E1遺伝子、T2A、CD80をつないだウイルスプラスミドを作製した。現在ウイルスとしてassembleできるか検証中である。
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