C57BL/6Jマウスを用いて椎間関節を癒合させる比較的低侵襲で簡便な脊椎骨癒合モデルを作成した。術後経時的に評価し、術後8週から12週にかけて骨癒合することをマイクロCTや組織学的評価で確認できた。 また、骨粗鬆症モデルとして卵巣摘出手術(OVX)を行ったのち同じく経時的に評価を行い、OVX後8週で骨梁数や骨梁幅が減少することが確認できた。 以上得られた時系列のデータをもとに、C57BL/6Jのマウスを用いてOVXを行い骨粗鬆症を誘導後、新規骨粗鬆症薬投与しマイクロCTや組織学的に評価を行い、新規骨粗鬆症薬が脊椎の骨癒合にどのような影響を与えるかどうか引き続き解析を進めている。
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