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2021 年度 研究成果報告書

AM-RAMP2系を標的とした、網膜静脈閉塞症の新規治療法開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K24028
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0906:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
研究機関信州大学

研究代表者

平林 一貴  信州大学, 医学部, 助教(特定雇用) (10845671)

研究期間 (年度) 2021-03-01 – 2022-03-31
キーワードAdrenomedullin / RAMP2 / 網膜静脈閉塞症
研究成果の概要

本研究では生理活性ペプチドであるアドレノメデュリン(AM)と受容体活性調節タンパクであるRAMP2から構成されるAM-RAMP2系に着目し、網膜静脈閉塞症に対する治療薬としての可能性を検討した。AMおよびRAMP2ノックアウトマウスでは網膜静脈閉塞処置による病態が野生型と比較し悪化した。反対にAM投与により病態改善する結果が得られ、治療標的としてAM-RAMP2系が有望であることが示された。

自由記述の分野

眼科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

網膜静脈閉塞症(RVO)は糖尿病網膜症に次いで多い網膜血管疾患であり、網膜毛細血管の脱落、虚血、および黄斑浮腫が生じると重度の視力障害をもたらす。現状では抗血管内皮成長因子阻害薬による治療が用いられているが、網膜浮腫を改善する効果はあるものの根治療法ではない。そのため異なるアプローチによる治療法が求められている。
本研究者らはAM-RAMP2系を標的とすることで、RVOに対する新しいより根治的な治療法開発ができる可能性を切り開いた。

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公開日: 2023-01-30  

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