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2021 年度 研究成果報告書

活性型エンハンサーを分子標的として用いる子宮内膜症の組織診断マーカー遺伝子の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 19K24032
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0906:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
研究機関鳥取大学

研究代表者

伊澤 正郎  鳥取大学, 医学部, プロジェクト研究員 (50032222)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2022-03-31
キーワード子宮内膜症 / エピゲノム病態 / エストロゲン病態 / 遺伝子発現病態
研究成果の概要

子宮内膜症病変組織に特徴的なゲノムDNAメチル化修飾と遺伝子発現との関連が示唆される。本研究は、病変組織における診断マーカー遺伝子の探索を目標に、病変組織で活性化した遺伝子発現を駆動するエンハンサーの検証を計画した。しかし、COVID-19環境下における研究の制約により当初計画を変更し、子宮内膜症細胞に特徴的な遺伝子発現の検証にシフトした。RNA-seq解析により、子宮内膜症病変組織における遺伝子発現の多様性が示唆された。

自由記述の分野

分子内分泌学 ステロイド病態学 エピゲノム病態学 生殖内分泌学 子宮内膜症

研究成果の学術的意義や社会的意義

子宮内膜症は、低エストロゲン状態の誘起を目的とするホルモン製剤治療が第一選択とされるが、治療成績には限界がある。その背景として、子宮内膜症の病変組織に特徴的な遺伝子発現の影響を想定し、本研究を実施した。子宮内膜症細胞の遺伝子発現状況を検証した結果、病変組織における遺伝子発現の多様性が示唆された。この成績は、ホルモン製剤治療の限界克服に向けた次段階の研究へつなぐ有用な知見である。

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公開日: 2023-01-30  

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