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2023 年度 実績報告書

高密度培養と細胞塊培養を併用したヒト歯髄幹細胞の硬組織形成細胞への効率的分化誘導

研究課題

研究課題/領域番号 19K24136
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

野田 園子  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (70844322)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2024-03-31
キーワード歯髄幹細胞 / 高密度培養 / スフェロイド
研究実績の概要

本研究の目的は、ヒト歯髄幹細胞を培養することで、分化培地非存在下でも硬組織形成分化細胞へとコミットメントされることを利用し、さらに、足場を使わない三次元スフェロイド(細胞塊)培養を同時に行うことで分化培地および足場フリーの移植によって硬組織を形成することができるかどうかを検討することであ
る。
分化培地や足場となる担体が無いことで、細胞品質の管理と担保が容易となると考えており、これは再生医療の促進に寄与できる。また、歯髄幹細胞以外のロ腔内由来間葉系幹細胞を歯髄幹細胞と同様の方式で分離し、硬組織誘導の可否についても検討した。硬組織形成に最も適した条件を調べ、これをマウス頭蓋骨骨窩洞に移植することによって骨再生への有用性を評価した。
歯髄、歯肉、歯根膜から幹細胞を得ることができたが、増殖能および石灰化能が安定していたのは歯髄由来の幹細胞であったため、歯髄由来幹細胞にて三次元培養を行い、マウス頭蓋骨にて骨の誘導があることが確認できた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Biocompatibility and pro-mineralization effects of different premixed bioceramics on human dental pulp stem cells2023

    • 著者名/発表者名
      Nyein Chan Ko、野田園子、岡田大和、田澤健人、川島伸之、興地隆史
    • 学会等名
      第159回日本歯科保存学会秋季学術大会

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公開日: 2024-12-25  

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