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2020 年度 研究成果報告書

歯髄組織を用いた破骨細胞前駆細胞のキャラクター解析

研究課題

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研究課題/領域番号 19K24156
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0907:口腔科学およびその関連分野
研究機関東京歯科大学

研究代表者

西田 大輔  東京歯科大学, 歯学部, PF (00843608)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2021-03-31
キーワード破歯細胞 / 内部吸収 / 歯髄
研究成果の概要

破歯細胞歯は、外傷によるダメージや、う蝕(虫歯)などにともない歯の内側(歯髄腔側)に出現し、歯を吸収する。この疾患を内部吸収というが、その発症メカニズムはよくわっていない。本研究において、ダメージを受けた歯の歯髄では、破歯細胞を誘導するランクル(RANKL)が上昇し、抑制に働くオステオプロテゲリン(OPG)が低下した。その結果、OPG に対する RANKL の量が多くなり、歯髄で破歯細胞形成が誘導されることが解明された。この時、前駆細胞には違いは認められなかった。

自由記述の分野

口腔解剖学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、歯が内側から吸収される疾患である、内部吸収における破歯細胞の調節に、破歯細胞を誘導するランクル(RANKL)、抑制に働くオステオプロテゲリン(OPG)が重要であることが明らかとなったが、内部吸収の発症メカニズムは未だ明確ではなく、破歯細胞の分化機構の解明が、その予防および治療法の確立に繋がると期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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