| 研究課題/領域番号 |
19K24166
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| 研究機関 | 広島大学 |
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研究代表者 |
加古 まゆみ 広島大学, 医系科学研究科(保), 准教授 (90347542)
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| 研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2023-03-31
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| キーワード | 災害看護 / 訪問看護 / 地域看護 / 準備性 / BCP |
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| 研究実績の概要 |
研究のフェーズ2であるインタビューを実施後、NVIVOを用いながら、質的分析（テーマ分析）を実施した。インタビューは、COVID19の感染状況により本来は、さらに4－5件あれば、より内容が充実した結果になることが予想された。しかし、思うように協力者がリクルートできなかったこと、またインタビュー内容の一次分析から、テーマはおおよそ飽和していることを考慮して、対象者5名へのインタビューとして終了した。
研究の最終フェーズであるデータ収集を、デルフィー法を用いて2022年初めに開催される予定であった災害研修にて、対面実施の予定であったが、COVID19の第六波により、研修が中止となり、またオンラインでの実施もされない結果となってしまったため、最終フェーズでのデータ収集はできないままである。次年度（2022年度）、集合研修の形が再度開催されることになれば、データ収集は可能であると考えるが、同等のデータ収集の機会があるかどうかは不透明であるため、最終フェーズでのデータ収集は可能であるかどうかは不明である。
フェーズ2における、研究結果に関しては、2021年第23回日本災害看護学会にて、「広島県内の訪問看護ステーションにおける災害準備性を高めるためのフォローアップ調査：フェーズ２より」
発表を実施した。さらに、フェーズ1－2にかけての研究結果は、Nursing Health Sciences に 投稿し、現在査読中である。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
最終フェーズでのデータ収集の機会（対面研修）が、COVID19の第六波によりキャンセルとなってしまったので。
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| 今後の研究の推進方策 |
現在、英文論文ジャーナルへの投稿中の論文を出版するとともに、フェーズ3でのデルフィー法による訪問看護ステーションにおける災害準備性に関する提言をまとめられるように研究準備を行う予定である。
今後、デルフィー法を実施する機会が再度得られない場合は、フェーズ1と2の結果をもとに、現在徐々に地域看護（保健福祉医療を含めて）の災害準備性を上げてゆく包括的な動きもあるため、この分野からの（保健福祉看護医療）日本における地域の災害準備性に関する文献レビューを実施してゆくことも次の課題として考えている。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
最終フェーズで参加者への謝礼のための経費が使用できなかったために次年度使用額が生じた。次年度に、データ収取が実施できれば、この予算を使用する予定である。また、論文投稿への経費を使用額に計上予定である。
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